茨城、水戸、笠間のスペシャルティコーヒー「十人十豆」
|マンデリンの焙煎を見直し、“黒糖の甘み”を引き出しました
本日の「十人十豆」の焙煎室では、インドネシア産の人気豆マンデリン ブルーバタックの焙煎プロファイルを見直し、黒糖のような甘みを感じられる味わいを目指して新たなアプローチを試みました。
深煎りのイメージが強いマンデリンですが、ただ苦いだけでなく、甘さ・厚み・奥行きのあるコクを持つのがこの豆の本当の魅力。今回はそのポテンシャルを最大限に引き出す焙煎に挑戦しました。
■ マンデリンとはどんな豆?
インドネシア・スマトラ島で生産されるマンデリンは、独特の精製方法「スマトラ式(ウェットハル)」によって、深みのあるアーシー(大地のような)フレーバーと、しっかりとしたコク、そして独特のスパイシーさが特徴の豆です。
その反面、焙煎の加減によっては雑味や重たさが出てしまうため、焙煎技術が味を左右する繊細な豆でもあります。
■ 焙煎プロファイルを変更した理由
これまでの焙煎では、マンデリンの重厚なボディ感とビターさを活かす「しっかり深煎り」が主流でしたが、今回は違います。
本日の焙煎では、火入れの初期段階からやや穏やかな加熱を心がけ、焙煎の後半で一気に温度を高めることで、豆の中に潜む“甘さ”をキャラメル化のように引き出す設計に変更しました。
結果、まるで黒糖のようなやさしい甘みと、まろやかな口当たりが感じられる仕上がりとなりました。
■ 焙煎士の想いとこだわり
「甘みのあるマンデリンが好き」というお客様の声をヒントに、焙煎プロファイルの改善に取り組みました。
「十人十豆」では、ただ豆を焼くだけでなく、豆の個性とお客様の好みに寄り添った焙煎を常に心がけています。
毎回、焙煎ごとの記録を取り、味の変化や反応を分析しながら、最適な一杯を追い求めています。
■ 店頭&オンラインで販売中|数量限定
今回仕上げた新プロファイルの黒糖香るマンデリンは、焙煎直後から順次、店頭とオンラインにて販売開始しています。
数量限定ですので、気になる方はぜひお早めにお試しください。
スペシャルティコーヒー、茨城、水戸、笠間で、焙煎にこだわったコーヒーをお探しなら「十人十豆」へ。
マンデリンの新たな一面をぜひお楽しみください。あなたにとっての“とっておきの一杯”が、ここにあります。